退職金制度とは
退職金制度というものがあります。退職金は聞きなれた言葉ですが、退職金制度といわれると意味が答えにくいかもしれません。退職金制度とはどのようなものでしょうか。退職金制度に関する法律上の規定は、下記のようになっています。
・退職手当の定めをする場合においては、適用される労働者の範囲、退職手当の決定、計算および支払いの方法ならびに退職手当の支払いの時期に関する事項を定めなければならない(労働基準法より)
・退職金、結婚祝金、死亡弔慰金、災害見舞金等の恩恵的給付は、原則として賃金とみなさない。ただし、退職金、結婚祝金等であって、労働協約、就業規則、労働契約等によってあらかじめ支給条件の明確なものはこの限りでない(通達より)
ということで、法律上は事業主と労働者との間で何の取り決めもなければ、退職金を支払わなくても良いことになっています。ただし就業規則等で退職金制度を導入すると、事業主は規定どおりの退職金を支払わなければならなくなります。退職金制度を設けると、退職金も賃金債権になるということです。
このように退職金に関する決まりごとや約束ごとのことを退職金制度といいます。そして、一般的に退職金制度は、退職金規定や退職年金規定によってその内容が決められています。